仮想システムについて
このブログ技術ネタでは、すべて実際に構築して動作したものを載せます。
このブログ大体のネタは、TeraTermのログで記録を取ってあります。
このブログのカテゴリ「仮想システム」について
仮想システムとして扱っているのは、現在は、ほぼVirtualBoxです。
ですが、Dockerコンテナであるとか、OpenStackとか、AmazonWebServicesも仮想システムとして、見ることもできると思います。
昔、ISDNが電話網を仮想化して、電話サービスとデータ通信とを切り出して動かしてみたのと同じように、そういう視点で仮想化したものをこのカテゴリーに含めようと思います。
クラウド上の仮想システム
クラウドサービスの Amazon Web Service を使って、Linux環境、Windows環境をクラウド上に作ったり、作成したコンピュータ環境を保存したり、破棄したりが、簡単にできます。 使い方によっては課金されますが、基本、1年間は無料枠が使えます。
AWS上で動かせるサーバ種類 |
WebブラウザからAWS上のサーバを操作できます |
Amazon Web Services のイメージ |
フリーソフトウェアの仮想システム: VirtualBox
Windowsパソコンで、VirtualBoxを使って、Win7、Win10のWindows環境や、Ubuntu、Centosなどのサーバ環境を用意できます
WebブラウザからVirtualBox上で起動したWordpressサイトにアクセスしました |
|
Linuxの中に組み込まれた仮想システム:Dockerコンテナ
Linuxシステムの中にDockerを使った仮想環境を作れます。 また、Dockerは起動時のシステム負荷が軽いので、たとえば、Webサーバ機能を持つ コンテナを何十個も同時に起動するようなこともできます
Dockerコンテナの構造 |
VirtualBox上にNethSewrverのデモ環境を作成
既存ネットワーク(下記・緑破線)に影響を与えずに、NethServer(セキュリティの項で説明しているセキュリティ機器・UTM)を組み込んだ場合の運用イメージを、VirtualBox上に作ったテスト環境のネットワーク(下記・黄破線)で試してみる。
まず、既存ネットワークLAN
既存ネットワーク
|
LANの中の1台のコンピュータ上で、VirtualBoxによるNethServerのテスト環境を作成します。
テスト用ネットワーク環境をVirtualBox上のHethServerの機能によって、作成する |
既存ネットワーク「192.168.0.XXX」と新規ネットワーク「10.0.0.XXX」とはネットワークのセグメント(範囲)が違うので、お互いの通信が影響しあうことがないために、既存ネットワーク、新しいネットワークはまったく独立した状態で運用できます。また、既存ネットワークに新たに設定の追加は必要ありません。