mikolaboのブログ

パソコンからくり研究室

Webカメラシステム

Wnodowsパソコン、ラズパイを拠点端末として、中心のクラウド(AmazonWebServices)にSoftEtherVPNサーバを稼働して、メッシュ状の「監視カメラネットワークシステム」を構築しました。

 

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監視カメラネットワーク・イメージ


IPHONEANDROIDスマホを使って、VPN接続すれば、以下のスマホ画面のように、遠隔地を確認することができます。


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スマホの遠隔監視

ネットワーク接続装置を使った監視カメラネットワークの構成例


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構内無線システム


ラズパイを無線ACCESSポイントにすることもできます


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Webカメラクラウドシステム(1か所・1端末設置)

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Webカメラクラウドシステム(1か所・複数端末設置)


システムを構成する機器

ネットワークを構築するために、Amazon Web Servicesクラウドサービス)を使います。

現在、デモシステムを運転中で、初年度は無料枠内で収まっている。
2年目以降、稼働1台であるが、監視端末からの監視のトラフィック
500円/月、程度を予想。 

  • 構築場所のネットワーク

構築場所のネットワーク回りは、既存の有線LAN/無線LANを利用します 既存ネットワーク使用せずに、別ネットワークを用意することもできます

機器費用概算

(例)

クラウドシステム構築+ラズパイ3B 3台+ 事業所1箇所   ¥57,525円
クラウドシステム構築+ラズパイ3B 6台+ 事業所2箇所   ¥99,970円

 

ラズパイ  +  Webカメラ +(クラウドAmazon Web Services) 
                             ∈   ネットワークシステム
 : Windowsパソコンとスマホでライブ映像を見れて、構築費用も安価

概要はこんな感じ

0.Webカメラクラウドシステム概説
システムの管理をするために、SoftEther管理マネージャーをインストールします。

                1.SoftEther管理マネージャーのインストール①

                1.SoftEther管理マネージャーのインストール②
クラウドに接続するために、SoftEtherClient をインストールします。

                2.SoftEtherClientのインストール①

                2.SoftEtherClientのインストール②
ラズパイカメラシステムのIPアドレスを調べるために、SoftEther管理マネージャーを操作します。

                3.SoftEther管理マネージャーでIPアドレス調査
Chromeブラウザのお気に入りに、カメラシステムの設置場所を登録して、映像をすぐ確認できるようにします。

4.Chromeブラウザのお気に入り設定
スマホからも確認できます。

5.監視場所をスマホから確認

6.USBメモリからLinuxを立ち上げる
普段使っているパソコンを監視カメラに代用する(USBメモリLinux

7.スマホから映像を確認する

8.VirtualBoxで監視カメラを動かす
普段使っているパソコンを監視カメラに代用する(VirtuaBox)

9.いらなくなって使わなくなったスマホを監視カメラに使う
監視カメラを代用するスマホは、電話はできなくなっていますが、Wi-Fi機能はまだ使えますので、Wi-Fiを使ってインターネットを超えて通信します。スマホの画像を見る仕組みは、WebカメラクラウドシステムのVPN部分からWi-Fiからの通信を受けます。この構成であればスマホ通信の料金はかかりません。

10.監視カメラシステムのプログラムで、どんなことができるか説明