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パソコンからくり研究室

ラズパイについて

RaspberryPiこのブログ技術ネタでは、すべて実際に構築して動作したものを載せます。

このブログ大体のネタは、TeraTermのログで記録を取ってあります。

 

このブログのカテゴリ「ラズパイ」について

 

最近では国の対策で、コロナ禍対応のテレワーク構築ソフトが、NTT 東日本、IPA、つくば大学共同で、「シン・テレワークシステム」として公開されている。
(2020/09/21現在で、76,894人のユーザが活用している)

 

シン・テレワークシステムをホームページから確認すると、中継システムにラズパイを使用しています。

 

これで国からのお金は、ラズパイ50台を65万円だけで済ませて、試算によると、3万人の利用に対して、実質1ユーザあたり、5円から14円で済ませられているみたいです。

 

【 国の施策に使われても問題のないパフォーマンスとコストメリット 】

 

(現在、無償提供ですが、とりあえず10月31日までの実証実験の予定を延ばすことにしたみたいです。今後、どうなるかわかりませんが、皆さんアカウントは作っておいたほうが良いのでは・・・)

 

元々ラズパイに搭載されているRasbian(最近名前が変わってRaspberry Piデスクトップになっている)にはLinuxが採用されている。
同じLinuxコアを持つLinuxデストリビューションであるScientific Linuxが、NASAアメリカ航空宇宙局)やCERN(欧州原子核研究機構:宇宙の秘密を解き明かす研究をやっているところ)でも使われている。


人類最先端の研究に使われているのは、それだ【 長い年月の信頼性 】があるのだと思います。

 

1000円そこらのラズパイで、NASACERNが使っているOSと同じコアが動いているのです。さらに、コロナ禍から人類を救う救世主になりそうなすごいものなのです。 

 

Raspberry Pi=ラズパイ

ラズベリーパイは、英ラズベリーパイ財団が開発した超小型コンピューターです。 (略して「ラズパイ」)
名刺サイズの小さな基板に、CPUにARMプロセッサを搭載、ハードディスクの代わりにスマホで使うmicroSDメモリーカードを装着して、データを保存します。
パソコンを構成するハードウェアの大半が詰め込まれていて、

 

  • USB/LAN/BluetoothWifi等のインターフェイスが付いていて、家庭内ネットワークに接続できます。

  • 電源は、スマートフォンスマートデバイス用の電源直結の充電ケーブル(microUSBタイプA)から取ります。

  • ラズパイにはHDMI端子がついているので、ディスプレイにHDMIケーブルでつなげます。最近のHDMI端子付きのテレビに映せます

  • キーボード、マウスは普通のパソコンのようにラズパイ本体に接続します。

  • インターネットからLinuxOS(Centos,Ubuntu等色々あります)をダウンロードして、microSDメモリーカードにインストールすれば、普通のパソコンと同じように、Windowsとおなじようなデスクトップ環境ができます。

  • 標準オフィス統合環境「Microsoft Office」と操作性やデータの互換性を持ち、「Word」や「Excel」などのファイルを読み書きできるLibreOfficeが使えます。

  • LibreOfficeには、ワープロソフトの「Writer」、表計算ソフトの「Calc」、プレゼンソフトの「Impress」、ドローソフトの「Draw」、データベースソフトの「Base」、数式エディターの「Math」の6つのソフトが含まれます。

  • メールソフト、Webブラウザーもたくさんのフリーソフトの中から、好みのソフトを使えます。

 

ラズパイModelB設置

ラズパイModelB設置

ラズパイModelB大きさ

ラズパイModelB大きさ


ラズパイModelB構成
値段は、プロセッサ速度が高く、
有線LANのほかに、
802.11b/g/n/ac無線LAN
Bluetooth 4.2 (BLE) の
接続を備えた
Raspberry Pi3ModelB+に、

ケース、接続ケーブル、
microSDメモリーカード
電源アダプタなどの必要なものを
全て揃えた場合で 8000円程です。

 



ラズパイZeroWセット
ラズパイZeroW大きさ

ラズパイZeroW大きさ


Raspberry Pi ZeroW で、WiFi, Bluetooth のみで安くあげると、

必要な周辺小物込みで、2700円程です。

 

ラズパイの使用用途

 

  • フリーのオフィスソフト、メール、Webブラウザが使えるので、自宅のパソコンの代わりになります。
  • ネットワークソフトを入れて、遠隔地を簡単につなぐ、ネットワーク接続装置
  • ラズパイにUSBカメラを付けて、監視カメラネットワークシステム
  • 筐体が小さく、HDMI端子でテレビにつなげるので、出張に持っていって、インターネットにつなげば簡易オフィスになります
  • LinuxはAIと相性が良いので、AIの実行環境になります。(多くの技術者がフリーのAIソフトをインターネット上で公開しています)
  • 市販のロボットとラズパイとモニタを使って、ラズパイからロボットをコントロールしての店頭販売

 

ラズパイの操作はこんな感じになります

 

 

 

 

 

Google_AIY_VoiceKit を購入し、ラズパイを埋め込んで、AIスピーカにしました

 

  • AIスピーカーGoogle_AIY_VoiceKitは、ラズパイからPYTHONを使って制御します。
  • ラズパイからインターネットにつながります。
  • インターネットから、グーグルのAIデータベースであるGoogle Cloud Platformに接続します。
  • その結果、GoogleHomeと同じように動かすことができます。
  • 更に、ラズパイから色々なインターネット上のシステムと連携できます。

 

送られてきた製品

送られてきた製品
製品の裏

製品の裏

箱を開けたところ


箱を開けたところ

 

 

VoiceKit に質問して、色々答えてもらいました。 

 






 VoiceKit にしゃべって、メールで送ってもらいました。

 

ラズパイにVOLUMIOを入れて、ハイレゾシステムにしました

 

  • VOLUMIOは音楽専用のLinuxデストリビーションです
  • LAN上のPCにあるハイレゾ音楽ファイルを鳴らせます
  • USBメモリに用意したハイレゾ音楽ファイルを鳴らせます
  • 自分のパソコンのWebブラウザから操作できます
  • Raspberry Pi Zero WH 1,800円
  • JustBoom Amp pHAT 3,800円
  • JustBoom Amp Zero Case Black 2,160円
  • スピーカーは自宅にあったものを使いました

 

ロボット

 

  • ロボットをインターネットに接続して、インターネットと連携して動かすことができます。
  • ロボットを動かすコントローラとして、ラズパイを接続します。
  • ラズパイのLinuxからPythonプログラムを動かして、ロボットに対して、色々なことを指示できます。(色々なロボットでロボットを動かすための開発環境が提供されています)
  • ロボットとモニタとラズパイを使って、PowerPointに用意したプレゼンテーションをロボットに喋らせながら、店頭販売などできます。

 


BOCCO

 

ラズパイには、初期状態でプログラミング言語「Scratch」が開発できる環境が用意されています

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化するのを受けて、子どもの習い事として、プログラミング教室の人気が急上昇し、そのプログラミング教室の教材として、子どもだけでなく、大人も一緒に学べるScratchが注目されています。

 

以下は「スクラッチ本」を参照して、プログラムを動かしてみました。

 

 

スクラッチキャットが歩きます 緑の旗をクリックして、プログラムを動かすとスクラッチキャットが左右に早歩き始めます。スクラッチキャットをクリックすると、そのたびに「Hello!」と吹き出しがでます。

 

コンピュータ演奏器を作りました キーボードのスペースキー、右矢印キー、1から9のテンキー に対して、楽器の音を割り当てて、コンピュータ演奏器を作りました。

 

レーシングカーを動かすゲームを作りました 緑色の旗をクリックしてプログラムを動かすとレーシングカーがコースからはずれないように道に沿って走り出します

 

妨害される迷路ゲームを作りました 蝶々を茶色い道路上で動かして、道路外の緑色部分にはみ出ないように注意して、
旗までたどり着けばゲームオーバーとなり、蝶々が 「クリア!!!」と叫びます。

 

Scratchの開発環境です Scratchの開発環境です。
中央にビジュアルなプログラミング部品を並べて、プログラミングしていきます。